投資に役立つ! 天才ハムスターの徒然日記

投資や起業、生活に役立つ情報やタダの余談をお伝えします。語り部はは極々天才(※ハムスター比)で、あくまで可愛いゴールデンハムスター『はむ・すぶた』。斜め上から目線だが、本質的には、たん…純粋で天然。好きになったら一途なのだ。 一途。 そんな人とは違う視点で綴る一風変わったブログを末永くお付き合いください!

【理系必見】文系に話しを通じさせる3つの法則

はじめに

  • 同じロジックを理解してないから、説明が面倒
  • なに、その"結論"だけ言えよって? 
  • 世の中、そんな単純じゃないんだよ
  • 結果ひとつでも、その原因がひとつじゃないだろ?
  • 相互作用を無視して、片側の解決で結果なんか推察できるか!

etc.etc.


仕方ないです。


どんなに "バカ" にみえても、
こと仕事においては『論が立つ』ことが優秀な証明とみなされますから。

 

逆説的には、どんなに頭が良くても
プレゼンできない』『仕事が出来ない』
と、思われてしまうということです。

 

iPhoneアプリの作り方を学ぶ

 

 

バナナを銃代わりに理不尽に反抗する男です

納得できない。。

 

と、ルサンチマンを逞しくしたいところですが、
立川談志もこう言ってました。

 

「現状を理解し分析してみろ
 そこには、どうしてそうなったかという原因があるはずだ
 現状を認識して把握したら、処理すりゃいいんだ
 その行動を起こせない奴を、オレの基準で "バカ" という」

 

ならば、文系の人間でも理解できる法則を理解し、
自分の技術として身に付けてしまいましょう。

 

これから、そんな技術法則を3つお伝えします。

そうして、エラそうにマウントを取りに来る面々の鼻を明かしてやりましょう(笑)

 

 

 

第1法則

"~と思うんすけど、どうすかね?"

 


これは、かなりの場面で使える技である。

 

効果は以下の2点
1.相手の意見を促す=尊重を提示できる
2.自分の意見にバッファを持たせる

 

こうすることで、感情的に論破されにくくなる。


なにより、その会話の目的が、なんらかの合意に至ること
というよりも、全ての会話が、なんらかの合意に至る過程なのだから、
その後の履行行程を考えても、相手を感情的にさせる、論破することの弊害は自明である。

 

あと、アホほど、自分がバカにされていることに敏感に気付くものである。


貴方の思考は、SPF50+の日焼け止めで、真っ白に塗ったくっても、大概 表に出ていると認識しておこう。

 

相互理解=妥協の産物ではないにせよ、そのような会話の及第点的着地点は集合知」を得ることである。


つまり、なんか皆の意見をまとめたら、この辺りが一番良さそうだよね、という結論のことである。

 

その意味で、この技は

会話の過程で、自分の意見の軌道修正が掛けやすくなる
集合知に一定のバイアスを与えられる。
そうすることで、断定(結論)のタイミングに参画する資格を得られる

 

生産性、履行の自由度、結論が目的なのだから、その工程の間は、気付かれないよう如何に水先案内人を担えるか、これに如くはないのである。

 

 

第2法則

事実ベースでいうと

 

これは、「第1法則」の「自分はこう思う」に対し、「何故、そう思うのか?」と論理的な説明を求められた場合の 論破対策 でもある。


ちなみに一般論だが、

「論理的でない」=「こいつ、バカだな」=「仕事的に不安」

という三段論法が存在する。


そうなれば、仕事を任される可能性や契約を受注できる可能性が遠のくのは言うまでもない。

 

そこで、その対策として最も有効なのが、この
「事実ベースでいうと」 である。

 

 

例えば、顧客から
「どうして、来期の売上が、今期の130% になるんですか?

と問われた場合

事実、過去、この提案を採用したお客様4社の売上の平均が採用前に対して120~30%になっているからです」


というような具合である。

 

 

ここで重要なのが

1.「事実ベースでいうと」「事実」という枕詞をつける
2.事実=数字で述べる
3.主観、個人の意見を付記しない

ということである。

 


冷静になれば、過去の歴史=普遍的な法則であるわけではないことに気付くのだが、「事実である」と前提条件があることで、これは 安全側の情報である と認識されやすくなるのだ。

 

人間、特にビジネスパーソンにおいて "安全側" とは、常に前例踏襲が念頭にあることは覚えておいて損はないのである。

 


敢えて、注意するが
肉付けしようと、余談や蛇足で話を膨らませてはいけない。
第1法則の「私はこう思う」の対策なのだから、伝えるべき「事実」を収集するクセをつけておこう!

 


第3法則

たとえば

 

過去、「この人の話し、なんか理解しやすいなぁ」と思ったことはないだろうか。

往々にして、そのような人の話しは、この "たとえ" が使われている傾向が多い。

 

この "たとえ" は、漢字では2種類存在する。

 

「例え」 … 抽象的な出来事をより具体的に表現する
「喩え」 … 比喩表現。ある物事を別のことに例える


手法は違うが、どちらも、相手と具現化されたイメージを共有する為の手段というわけである。

 

上手い "たとえ" を駆使して話を進める人をみて、

(この人、地頭力 高いなぁ)

と、思ったことはないだろうか?

 

 

余談だが、本当に頭が良い人は相手の話しを理解する為に

「もっと抽象的に話してくれ」

と、お願いすることが多い。


これは、相手の具体的なイメージに惑わされず、自分のイメージに昇華させることを目的としている。
つまり、相手が伝える以上により深く理解する為に、自分自身に「たとえ」ようとしているのだ。

 

まずは、「たとえば」 と相手に

「これからイメージを共有させるよ」

と、心の準備をさせた上で、自分自身にもイメージを抽象化し具現化させるクセをつける。

 

こうすることで、貴方の説明の幅が格段に拡がること請け合いである。

 

まとめ

如何だったでしょう?

さっそく、今日から使えるテクニックですね。

少なくとも、文系っぽい "意識高い" 感じじゃないですよね(笑)

 

これからも、そんな意識高くない系の小ネタを、どんどんお知らせします!

 

LANケーブルでも、Bluetoothでも接続されない他人と、関わらなければならない世の中です。

少しでも、気楽に過ごせるお手伝いになれば幸甚です。