【人生、らくに!】家庭用マッサージチェアを比較してみた(主観編)
マッサージチェア試乗歴20数年のプロ"小生"が、
独断と偏見で考察する『人生、らくに!』シリーズ!!
今回は、家庭用マッサージチェア
A. ㈱フジ医療器
B.パナソニック㈱
C.ファミリーイナダ㈱
主要3社の特徴について徹底比較してみよう。
■ 特長(小生バイアス)
A.㈱フジ医療器
世界初 の 量産型マッサージチェアメーカー。
その功績で、「機械遺産」(2014年 by日本機械学会)に認定されてしまうほどの歴史とこだわりを持つ会社だ。
そのマッサージチェアの特長は、ひとことで言うと、
『名は体を表している』
である。
つまり、治療 ないし 体のメンテナンスを行うことが目的。
それ故、モミ玉の動きは、メカメカしく、ピンポイントでツボを刺激してくれる印象。
B.パナソニック㈱
言わずと知れた日本を代表する家電メーカー。
『ガラパゴス』日本をけん引してきた、その功績が、マッサージチェアにも、そのまま反映されている。体質も、前職のおかげで良く知っているww
ひとことで言えば
『どれだけ人に近付けるか』
最上位シリーズを『リアルプロ』と命名している通り、揉まれているときの感触を、どれだけ人の手のそれに近付けるか。それのみを追求している。
あと、ついでに「リビングにあって、映える家電」を狙ってるのは、さすがの一言!
C.ファミリーイナダ㈱
他2社と違い、唯一の「マッサージチェア」専門メーカー。
というか、ホントよくやるよね。上記2社の資本力を考えると驚異的。
専門メーカーだけに、その特長は
「専業の誇り」
である。
AI搭載で、プロのマッサージ師とどっちが気持ちよいか対決。
ガンタンクのようにゴツい、肩もみに特化したマッサージチェア。
ついには、シャア専用機まで作ってしまったw
専業故の機能のこだわりを詰め込んでいる。
■ 所感(小生バイアス)
A.㈱フジ医療器
マッサージチェアにして、最初に足裏ローラーを装備したのが嬉しい。
しかも、足の甲をエアで押さえ込むので、ちゃんと痛いw
動きがメカっぽい分、経年変化してもモミ玉の制動に劣化感が少ない。
何といっても、医療機器だなぁ。
全身ちゃんと揉みしだいてくれる印象大。
日々疲れた体のメンテナンスをしたい人には、一番オススメの会社だ。
B.パナソニック㈱
"部分的にコリがキツい。足裏がダルい。"などのときは、フジ医療器のそれには劣るのは否めない。
腕のマッサージを片側ずつ行う、脚のストレッチが弱いなど、日本の家電メーカーらしい安全側の配慮がされている。
その分、腕、脚のマッサージはイマイチ。
でも、3社のなかでフォルムに一番こだわっている。
そして、揉まれ心地は、はっきり言って、主要3社のなかで、一番 寝落ちできるw
C.ファミリーイナダ㈱
モミ玉の制動は、フジ医療器よりメカっぽくなく、パナソニックより人っぽくない。
そして、ゴツいww
その分、ガッツリ揉んでもらえる印象。
なにより、ホールド感はハンパない!
いくぶん、メカメカしい動きなので、経年変化した際、内の布地を破損する場合がある。
しかし、同グレードなら、おそらく一番 お手頃価格 で購入できる。
そこが専業メーカー。費用対効果という宿題を突き付けてきた感じだね。
■ まとめ
色んな科学的検証や臨床試験の報告がされたおかげで、『マッサージ』がタダの道楽でなく、健康的に人生を送る上で有益である認識が、一般的になってきた。
とはいうものの、事前に予約を入れて、定期的に施術をうけるのは、なかなか難しいもの。
そして、"接触" に対する認識の変化。
そういう観点からも、今後も、マッサージチェア市場にはまだまだ伸び代があるものと推察している。
とはいえ、決して安くはない買い物。
小生の考察が、少しでも参考になれば幸甚である。
また、上記のマッサージチェアの他に最近は、各種小型、シート型、部位限定型など、手ごろに試せるものも増えている。
何にせよ、まずは実際に試してみると良い。
その際は、小生の「試乗場所を考察してみた」も参考にww