【唯一絶対の】競馬の予想方法が判明した その⑤
はじめに
このシリーズは
この道1万時間を優に超える小生の独断的考察で
「血統こそが、唯一の競馬予想方法」という極論を基に
最終的に、"誰もが使える競馬予想" に
うっかり たどり着いてしまうシリーズである。
ちょっと長期連載である。
末永くお付き合いください♡
血統で何が分かるのか?
結論で言うと、血統をみて分かることは「傾向」である。
簡単な例でいうと
- ステイゴールドの仔は芝しか走らない
- ミスタープロスペクターの仔はダート短距離が得意
- ディープインパクトとストームキャットやアンブライドルド牝馬は相性がいい
- サドラーズウェルズの子孫は、北海道と暮れの中山が得意
- 雨がふったら、キングマンボの仔を黙って買い
などなど
このような大まかな傾向を押さえておくだけで、
自分の馬券戦術に一定の方針を定めることが出来たりもする。
しかし、それだけでは馬券を的中させることは難しい。
例えば、2002年の菊花賞。
長距離の芝レースが得意な
サッカーボール産駒 ヒシミラクル(1着)、
と
は予想できても
明らかに芝短距離しか走れない
のような例外は、これだけでは予想に引っ掛けようがない。
(余談)
ちなみに、小生、芝3,000m以上が適距離と考えていたティンバーカントリー産駒のアドマイヤドン(4着)と上記1,2着馬の三連複(※当時はまだ三連単の発売なし)をしこたま握りしめ、絶叫していた。…しかも、福島競馬場で。。
血統だけじゃ”予想”できない?
じゃあ、やっぱ「血統」だけで予想なんて出来ないんじゃん!?
いや、そうではない。
あくまで「血統」が「傾向」を示すということが 前提ということである。
父馬は「傾向」を、母馬は「能力」を仔に伝えると考えて間違いないだろう。
そうでなかったら、
長距離得意のブライアンズタイムの血をひくウォッカがマイル向きで、
明らかにマイラー血統の
長距離適正があったことを説明するのが面倒になる。
でも、クラシックとかになると
ディープインパクトとかロードカナロア産駒だらけになるじゃん。
その通り!
それで、上記の『母馬は「能力」を伝える』という事実が重要になってくるのである。
どういうことか
ディープインパクトは、ご存じの通り、
当時のクラシックでは、現在のディープやカナロア産駒よりも極端に
もはや、サンデーサイレンス産駒じゃないと
クラシック出るのも難しいんじゃないか!?
と思える程の席捲ぶりをみせていたのだ。
結果、ご存じの通り、その後、それらの仔らが引退し、
現在の世界の競馬に大きな影響を与えたのである。
だからこそ、血統で予想する
え!?
ってことは今
父の父サンデーサイレンスだらけ だから、
みんな同じ傾向で、どうしようもないじゃん!?
ここが小生の「血統予想法」の肝になる部分をお披露目しよう
血統予想において
「サンデーサイレンス」は
無視してもいい(暴言)
よくテレビなどに出ている血統予想のプロ(自称)が、こんなことを言うのを聞く
「過去のデータから、このレースはサンデー系が強いですよね」
はっきり言って、こんなコメントには躊躇する。
父系の血統のみを語るのであれば、片手落ちである。
全体の血統表から語るのであれば、ほとんど全ての競走馬が当て嵌まってしまう。
だいたいの場合、前者の父系のみのことを語って、血統の予想という傾向がある。
しかし、それは血統における
「父が傾向を示す」という初歩 を言っているに過ぎないのだ。
この事実に気付いた瞬間、
アナタの血統予想の概念が根本からひっくり返るだろう。
では、続きは次の講釈で